シアリスの成分は何?

葉の上にあるカプセル

シアリスは日本でも厚生労働省によって認可されているED治療薬で、世界で3番目に開発された飲み薬となります。
成分はタダラフィルと呼ばれる水に溶けにくい白色の粉末となっており、分類的にはPDE5阻害薬となります。
同じ作用機序を持つPDE5阻害薬の中でも長時間で作用する特徴を有しており、臨床試験では36時間は効果が持続すると認められ、人によっては48時間でも効果が続くと言われています。
非常に人気の高いED治療薬であることから、個人輸入代行などでは偽造品も多く出回っており、購入には注意するよう呼びかけられています。
タダラフィルの作用機序としては海綿体の血液量を制御する平滑筋を弛緩させるcGMPを分解する酵素、PDE5を阻害すると同時に、血管拡張作用のある一酸化窒素を活性化させることで、血液の流入を増進させる働きがあります。
この作用からED以外にも利用できると考え、研究された結果から、同一成分で肺動脈性肺高血圧症や前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療薬が開発されています。
高血圧症の治療薬としてはアドシルカ、前立腺肥大症ではザルティアとなりますが、基本的に名称が違うだけで中身は同じものとなっています。
シアリスを含むED治療薬は健康保険が適応されずに、自由診療として購入代金が全額自己負担となりますが、他2種類の治療薬として使用する場合は治療行為とみなされ、薬価基準に収載されて健康保険が適応されるようになっています。
タダラフィルは肝臓のCYP3A4によって代謝されるため、他の治療薬との併用に注意する必要があり、血管を拡張させる作用から、高血圧などの治療薬となる降圧剤の併用には特に注意が必要となっています。

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